何度目だろう。

秋のttym湾にボート釣りに行ってきた。今日は、swimmer1000、スナイパーjr、初めましてのアマダイさん、とオレ。と、いつもの船上タモ入れ師の5人。

 

今日の作戦は、

・朝イチはティップラン

・その後は70m以深でオキアミアマダイ

で、ティップランのポイントが全く分からないとのことだったので、オレのスマホに昔はいっていたBoatNaviの地図記憶を頼りに陸繋島西の15m~のエリアを流すことになった。

 

予報では、北風が混じるものの基本的にはそんなに風は吹かないはずだったので、まずはドテラ流しでティップランを始めた。竿は、リールシートをクロスミッションのに付け替えたライトゲーム。

 

そもそもエギングが始めてなんだけど、雑誌に書いてあったメソッドをそのまま使うことにして、着底したら4~5回巻きシャクリしながら5m?ぐらい上げて、そのままステイ、ということにした。ボートが流れるので、巻き上げは7mにすることにした。アタリが無ければ着底させて、再び巻きシャクリ~ステイ。

 

リールのスティーレSSがハンドル1巻きで50cmぐらい巻けるので、1シャクリで3巻きで1.5m、それを4~5セット繰り返せば7mぐらい巻いたことになる…と心の中で数えながら、上記のメソッドに忠実になることを意識した。餌木は、セフィアアントラージュのS1、金テオリーブ。アジ色系のカラーで、大体のティップラン用餌木にラインナップされているカラーをチョイス。若干軽めなので底取りが難しかった(餌木の引き抵抗も感じづらかったので、実際は、底を取れてなかったというか、糸ふけが出ていて7mも巻けていなかった可能性もある)。

 

すると、1流し目で早々からチームにアタリがあり、オレのところにもステイしているとクイッとアタリ。クイッというか、竿先を持ち上げるような、喰い上げるようなアタリ。ビッと合わせると重量感が竿に乗り、さして引かないけど重い!のを巻き上げてくると、海上でスミを吐きまくるカミナリイカ!人生初のまともなエギングでイカが釣れてしまい、第一本命ゲット。海面でスミを吐かせてから生け簀に入れたのに、生け簀がドロドロの真っ黒になった。

 

そのままの流れで、釣り方は変えずに、さらに良いサイズのカミナリイカを2杯追加することができたので、若干重いS2金テオレンジの餌木にチェンジした。底取り、糸ふけ取り、正確に7mないし5m巻き上げること、を意識して再スタート!

 

なんだけど、そこからあたらなくなった。

 

餌木が重くなったからなのか、色が変わったからなのか。後から思い返してみれば、このとき、持参していたヤマシタの30gの餌木(パープル、アジ色)があったので、これらを使って実験していれば釣れなくなった原因を考察できたかもしれない。でもその時は、すでにカミナリイカ3杯釣っていてココロが貪欲さを失っていたので、餌木スナップの交換が予想以上に面倒だったこともあり、そのまま金テオレンジで釣りを続けてしまった。アタリが無いからと、間にシャクリ動作を入れていたのも良くなかったのかもしれない。

 

6時半から出船して、8時15分まで浅場でティップランで頑張った結果、swimmer1000はアオリを、アマダイさんはカミナリイカを確保。スナイパーjrは何度もアタリがあったものの乗せられず、イカは無しで次のポイントへ向かった。

 

次のポイントはいつもの70m砂地エリアでオキアミ、だったんだけど、比較的深めの100m以深からスタートして~70m程度まで流す、というやや深場寄りを攻めた。竿はミッドゲームの出陣式。リールはフォースマスター401で今シーズンの電動初使用だ。このエリアでは、オキアミで安定してアマダイやその他が釣れるので、今日は欲を出してアミコマセ+天秤オキアミにしてみた。魚探に反応があればサビキも下ろそう、と思っていたので、コマセカゴはオモリ別のタイプにした。

 

まず最初は、コマセが融けてないのでオキアミのみでスタート。ミッドゲームは竿先が固く、ライトゲームに比べて自重があるのと竿自体が少し長いのも関係するのか、持ち重りがかなりある印象だった。手持ちでちょいちょい誘うにはちょっと重い感じ。あとは、オモリ負荷が高いので小さいアタリは感じづらい(これはあくまでライトゲームと比べれば、という程度。慣れてくればトラギスやキダイのアタリを小魚として感じることができた)。

 

オキアミで誘いながら釣っていると、20cmぐらいのアマダイが釣れた。そこで、コマセが融けてきたのでコマセカゴを着けてコマセアマダイにチェンジ。

 

…重い。当然だけどコマセカゴがすごく重い。しかもアタリが出なくなる。ハリスがアマダイのままで2mなので、コマセで寄せるよりもカゴで散らしているのかもしれない。ライトな釣趣が無くなるしアタリは出ないし…で良いところがないので、コマセをいったん中止。

 

と、スナイパーjrが40cm弱のアマダイを釣り上げて、ボートに良い雰囲気が流れてきたあと、こっちにもアタリが来たのでクイッと合わせ、魚がかかっているのを確認して巻き上げオン。ほぼ全速で巻き上げると、途中で少し引くな…少し重いな…という感じ、でも電動なので&ミッドゲームで竿が叩かれないので、「釣れてはいるけど大物ではない」と言いながら、海面に浮かんだのが40cmオーバーの巨アマ…(汗

 

「あんまり引かないです」「そんなに重くないです」と言っていたので顰蹙を買う(汗

 

竿のパワーがあるっていうのはこういうことか。

 

 

そのまま、オキアミで継続したところ、小さな当りがあって小魚がかかったので、もう一つのオキアミに大物食え!と念じていたところ、グッと感じるアタリがあったので巻き上げをオンにし、例によって全速で上げてくると…竿はやっぱり叩かれないものの、明らかに巻上速度が遅い。ドラグが出ている。でも引き方が違うのでアマダイでは無い。底物でも無い…。

 

海面に見えてきたのは褐色~白い魚で、タモ入れしたらなんとマトウダイとキダイのダブルで、しかもマトウはもう一つの針にかかっていたわけではなく、もう一つの針にかかったキダイをウバ食いして上がってきただけという奇跡。なのでマトウには針は刺さっておらず、キダイのうろこがマトウの口に引っかかってその抵抗だけで上がってきたという奇跡。

 

これでほとんど満足してしまい、コマセが融けたのでコマセオキアミに変更した。

 

 

だから、コマセカゴが魚を散らしてるって…。

 

とはいえ同船者にはアマダイやホウボウなどが釣れていたので、ポイントは良かった。100m以深のところは底がネトネトで根掛かりに似たような引っかかり方が頻発したけど、でかいイズカサゴが釣れたり、結局全員がアマダイを釣ることができたし、とても楽しい釣りだった。

 

 

次回があるなら、

・コマセカゴを使うときは長いハリスもきちんと試す

・餌木の色を検証する

・ミッドゲーム+電動の組み合わせでは、釣れてる魚のサイズを予想する癖をつける

あたりを注意してやってみよう。

 

あとは、データログを取っていないので、

・船上ではスマホ+ロガーを着けっぱなし(電池が持たないならまた次に考える)

・ロガー付きカメラを使って釣果とポイントを記録する

ことをやらないとな。