人は深みを目指す。

9月16日、同期であり釣り仲間であるswimmer1000から、連絡が届いた。

 

「こんにちは。○○さんは電動リールはどの機種を使ってますか?」

 

 

ついに来たか、と思った。オレが電動化してからというもの、軟弱だ、機械には頼らない、手巻きは筋トレだ、と言っていたのに。ついに電動化の波が押し寄せてきた。

 

 

と思ったんだけど、ちょっと目的が違ったようだった。

 

オレが電動リール(フォースマスター401)を使い出したのは、100mぐらいの深さのところを攻めるのに、手巻きだと疲れること、少しでも手返しをよくして、誘って釣る釣りに集中したかったからだった。そのため、PE2mを200号、というリールの表記よりも細い1.5号を250m巻くということにした。

 

あくまでもライトゲーム、電動でも手持ちで誘いまくる、というスタイルで行くつもりだった。

 

ときに、swimmer1000が電動化するのは、「もっと深いところにいくため」だった。今は70~120mほどのところにいるが、イズカサゴ狙いの100m以深ではやはり手巻きでは厳しいこと、さらに、あろうことか、もっと深いところに行きたいと!

 

…その気持ちは分かる。ある程度、攻めている深さで釣れるものが分かってきたら、もっと開拓したいというのは同じ思いだ。

 

 

その後、swimmer1000は順調にリールと竿を選び、導入済みだ。フォースマスター2000にPE3号を500mも巻いたらしい。竿はミッドゲームSS type73HH195だそうだ。

 

さて、こっちはどう対応するか。

 

一つは、同様に中深場用のタックルを揃えることだ。勝山から出ている夜クロムツに興味があるので、それに流用することもできるだろう。リールはフォースマスター2000がおそらく最適解。見栄を張るならビーストマスター2000(重量等はほとんど同じ。おそらく同じ筐体で、モーターが違うんだと思われる)。竿は、ミッドゲームci4+type73HH200が理想だ。swimmer1000のSSはグラス穂先だけど、ci4+はカーボン穂先なので、その違いを是非見てみたい。

 

もう一つは、現在のタックルをさらにライト化し、高切れ上等で戦うことだ。手持ちのタックルは、竿はライトゲームci4+type73HH185でオモリ負荷は120号まで。多少無理をすれば150号ぐらいは背負えるだろう。リールはフォースマスター401なので、PE0.8号なら500m巻ける。オモリが軽いところは、ラインが細いことで吸収…できるかなぁ…。…高切れしたら試合終了だけど、根掛かりさえしなければなんとかなる、根掛かりさえしなければ…。

 

上の案は、とにかく金がかかる。竿は、ちょうど欲しいタイプがメーカー品切れになってて、現時点では手に入らない。と、弱点が多いプランなのがなぁ。

 

とりあえず、秋のうちはテンヤやる予定なので、晩秋になる頃にはどっちにするか決めないと。高速ラインリサイクラーがあるから、糸の巻き替えは楽々なので、案2でまずはやってみる、というのが早いかもな。