リール、リール、リール。

釣り具通販サイトでセールしていたので、pay nowしてしまった。後悔はしていない。

http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/4664

↑151PG、つまり左巻のパワーギア。ハンドルを一回転すると55cm巻き取れる。

http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/5274

↑こっちは7月の初めごろに近所の釣り具のポイントで買ってしまったもの。151DH。ハンドルを一回転すると69cm巻き取れる。

釣りを始めた頃に陸っぱりしかやらないのに買ってしまったアブガルシアのBLACK MAXというエントリーリールが、SUPやアジロボートでの過酷な環境でガタが来始めた。クラッチ操作がスムーズではなくなり、巻き取り時に出るゆがみが大きくなってきたようにも感じる。そろそろ買い換えたいな…と思っていたところ、シマノからベイゲームが出てきた、とこういうわけ。

といっても、オフショア用のベイトロッドは2本(両方ゲームロッド)で、両軸リールはオシアカルカッタ301HG、フォースマスター401DHがあるのでロッドとリールのペアは組める。そこで、BLACK MAXを更新する言い訳として、「SUPやアジロでライトに釣るには、電動のフォースマスターは大がかりすぎるし重い」というものをひねり出した。要するに言い訳なのだが、実際にフォースマスターはSUP釣りには不向きなので仕方なかったという側面はある。

かくしてライトとはいえ太めの1.5号PEを巻いたベイゲームが実戦投入され、前回のksでは基本性能の高さと扱いやすさが確認された訳だった。



さて、ここまで書いてきてスティーレSSを購入した理由につなげたいところだが、残念ながら見つからない。言い訳としては「PE3号を巻いてあるオシアカルカッタでライトゲームはさすがに無いだろう」ということなのだが、非常に苦しい。単に物欲に負けただけだった。まぁ、定価28kでだいたい20k未満で売られているものが、それよりも少しお安く買えたということに過ぎない。

これで完全にBLACK MAXは退役。分解して掃除でもして、再起動に備えることとしよう。



シマノの製品ページでスティーレSSとベイゲームのスペックを比べてみると、殆ど違いが無いことが分かる。番手が同じなので糸巻き容量は当然同じ、ベアリング数やボディ形状も同じだ。違うところはドラグ力、ハンドル長、最大巻き上げ長。どれもベイゲームがひとまわり大きい。あと、重量はベイゲームが220g、スティーレSSが160gなのでここは大きく差がある。ベイゲームのギアがマイクロモジュールギアというやつでスティーレには載っかっていないので、ここが重量差につながっているものと思われる。

…ここまで似たようなリールをそろえてどうするんだというお叱りは当然あるだろう、自分でも思う。

これから夏〜秋にかけて、ttymのSUP釣りでは一つテンヤオンリーの出艇が多くなってくると思う。せめてスティーレSSにはPE1号を巻いて、1.5号と1号の違いとやらを見せてもらうことにしよう。