診断ライフ

疫病?

果樹園のレモンが枯れるんだが…という診断で菌を見ているんだけど、なんだか疫病のようだ。卵菌づいている…というのはまぁ置いといて、現場を見たときから、疫病じゃないかなぁ…と疑っていたのだった。何という眼力。大先輩にみてもらったら、しとろふとら……

よくわからん。

トルコギキョウの診断が持ち込まれて、菌を分離しているんだけどどうもよくわからん。ってか、なんで萎れてるのに、茎も根っこも無事なんだ。よく分からん…。診断力の向上も必要です。まだまだ先輩にはおよばんな。

またまた卵菌。

アイリスの診断が舞い込んできて、忙しいから、と先輩に処置をお願いしていたら、またまた卵菌が取れてきた。本当に卵菌づいているなぁ。なんなんだろうこの状況。

ウイルスは苦手だ。

仕事なので、否応なくウイルスをさわらないといけなくなることが多い。正確にはウイルスかどうかわからないけれど、ウイルスが疑わしいのだけど…と診断を頼まれるから、ウイルス式の操作をする必要がある。それ以外にも、ウイルスを使った仕事をすることがあ…

やべえ仕事片付かない。

1か月以上引っ張ってる診断仕事が片付かない。なんだかよく分からない答えしか出せそうにない。提出書類がひと段落したと思ったらその陰に隠れていた感じ。これはアルタナリアなのか何なのかよ…。

イチヂク。

イチヂクの診断持ち込みがあった。ぱっと見て、疫病?と推測。検鏡して、はたして疫病だった。少しだけだけど、診断スキルが上がっているのかなぁ。それとも偶然。

ふじくろい。

イネのばか苗?という診断が持ち込まれたのだけど、種子消毒に微生物農薬を使っているせいで菌の分離ができない(分離をしようと思っても、微生物農薬の成分であるカビが旺盛に生育するので、目的の病原菌を取り出せない)。同じサンプルが相方のところにも…

アルタナリアからの奇跡的なサルベージ。

持ち込まれたニンニクの葉っぱが枯れる症状、菌の分離をしていたんだけど、ほとんどがアルタナリア(雑菌のようなもの)でこりゃあ上手く分離できなかったな…と思っていたら。おそらく葉枯病菌だろうという感じのものが分離できていた!奇跡。こいつ(Stemph…

誤診?

OBの人が研究室に来ていたので、ソラマメの分離菌を見てもらったんだけど、どうもピシウムっぽいみたい…。ピシウムとなると、病原性があったのかがそもそも疑われるところで、接種試験してみないとなんとも言えない、ようだ。ソラマメの種あったかなぁ…あっ…

楽しい時。

仕事を忘れて診断に取り組む時ー。仕事なんだけども。ソラマメとカラーの菌が順調に生えてきて、これはあの菌じゃないか、という推測ができる段階になった。 ↑花みたいな模様。疫病菌のなかにはこういう模様を描くものがあるみたい。 ↑一瞬で培地に伸び広が…

卵菌orNOT!?

ソラマメとカラーから変な菌が取れた。ピシウムだか疫病だか見た目では全くわからん。菌糸だけでは全然わからん。何か特徴的なものを作ってくれないだろうか…と、期待しながらも何もアクションを起こさない俺。明日やろう。

有象無象の大砲。

今日も今日とて診断持ち込みがあった。ソラマメと、カラーである。「萎れ、引き抜くと容易に抜け、細根がなく地際が褐変している」ソラマメの見立ては、「虫害」。コガネムシの幼虫とか、そういうのに食われたんではないか。…だけど、病害の可能性が無いわけ…

病気か、そうでないか!?

イチゴの診断(研究の一環でもある)を預かって、もう1ヶ月経つ。それが病気に潜在感染しているかどうかを調べて返す、ということが必要だったのだけど、これがうまくいかない。病気の原因と思しき菌は出てきた。が、それが本当に病原菌かを判断するためには…

しなもみ。

今、学会発表のために進めている実験のなかで、いわゆる植物病理屋さんならぜったいに当たり前の動画が取れたのだが、残念ながらはてなには動画アップロード機能がないようなので断念する。なんというか、植物病理については素人であり門外漢だったのに、仕…

疫病、現る。

イチゴの調査で持ち帰ったサンプルを処理していると、明らかに、今までのサンプルでは見つからなかった形の菌糸を見つけた。これは、と思って単菌糸分離の前に検鏡したら、疫病菌の遊走子のうを見つけた。接種試験を伴う調査をしているくせに、自然発生した…

たまりにたまった診断を。

今の仕事の大きな部分を、“診断”が占めているのをご存知だろうか。オレがまだ転勤してくる前の去年は年間360点程度の診断が持ち込まれていたみたい。1日1点のペースだ。とはいえ、コンスタントに持ち込まれるわけではなく、時期は限定される。作物の定植直前…