酷い腰痛の再来。

腰が、2年半ぶりに、かなり悪い状態になった。近頃、頑張ってハウスや露地畑を耕したり、砂を一生懸命掘ったり、パドルを振り回していたから、持病の腰痛が悪化したものと想像する。

いわゆる、ぎっくり腰の一歩手前のような感じで、体を、腰を支点に前に倒すことができない。寝ている状態から立ちあがることさえままならない。

仕事がギッチギチで身動きが取れないけれど、といって体が動かないと仕事を進めることすらできないので、仕方なく病院に行ってきた。

レントゲンは異常なしだったのだけど、医者の先生が「レントゲンでは異常は無いけれども、椎間板がどうなっているかはMRIを撮らないと分からない。インナーマッスルの衰えから来ているのかもしれない」と言うので、MRIを撮った。人生で初めて。

MRIというと、「狭いところに入る」「デカイ音がする」というイメージがあるが、まさしくその通りだった。

ただ、「デカイ音がする」というほうは大したことがなく、確かにでかいがリズムがあり、聞いていると慣れてくる。

問題は「狭いところに入る」方で、機器に挿入されるときに目を開けていたら、気が狂いそうに、滅入りそうな気持になった。これは、技師の先生が「機器に入るときは目を閉じていた方がいいよ」という助言を無視したことを後悔した…。

音が鳴り響き、技師の先生が「20分ぐらいだよ」と言ってくれたことを頼りに、何度も目を開けたくなる衝動に駆られながらひたすら時間を計り続けること900秒。終盤はデカイ音に聞き入って意識を失いそうになったけどなんとか耐えていた。

検査終了…疲れた。

MRI検査の結果は、後日説明があるということで、とりあえずは腰をいたわりながらしばらく生活することになりそうだ。