先進的。

つくばに行ってきました。昨日のことですがね。

今年のオレの研究テーマは、うち2つが大きなプロジェクトの一部である。そのプロジェクトを取り仕切る研究者がつくばにいるから。地球環境に配慮した○○の、云々というところのプロジェクト。

研究室の風景と、施設の設備はすごかった。これだけあればどんな研究も出来るんじゃないかと思ったほどにすごかった。自分や、自分の研究がとてつもなく矮小なものに見えた。オレは何をしてるんだろうと一瞬思った。一方で、ここと共同研究できるのはすごい、ここの設備を(間接的に)使えるのもすごい、研修生として技術を身につけることができると言うのもすごい。

…もしもオレが、もっと才能に満ち溢れていて、勉強や研究に一身を投じていたら、真剣に博士号を目指していたら、そうでなくても高みを目指して国家公務員を目指していたら、こういうところにいることも出来たんじゃないか、と思った。

と同時に、今時分が置かれている環境と境遇、人間関係、そういったものがかけがえのないものだという思いもこみ上げてきた。

使えるもの、人脈、機会を全て“無理の無い範囲で”使って、今の研究テーマを好きになれるように、成果を挙げられるように、少しでも産地のためになるように。思いを新たにした日帰りつくば出張だった。