失われる椎間板の水分。

先週に端を発する、強烈な腰痛からのMRI、その診断を聞いてきた。

椎間板性の腰痛だそうだ。

下から1or2番目の腰椎の椎間板が水分を失っており、その機能が不全となっている。また、その椎間板が後方にやや伸びだしている。ヘルニアというわけではないが、その少し手前の状態…と言われた。

対処方法としては、インナーマッスルを鍛えろ…ということらしい。ってかすでに本を買ってある。長友の体幹チューブトレーニング…という本だ。アスリートとして知名度が高く商業的価値も高いであろう“長友祐都”に、トレーニングをしたことのある人ならすぐに喰いつける“体幹”、さらにはなにやら効きそうな気配濃厚な“チューブ”までデコレートした、デコデコな本だ。だいたい、懐疑的なオレが手に取るほどなのだからすごいデコ感なんじゃなかろうか。もしこの本のタイトルとか外装に“インナーマッスルを鍛えてきれいな体に!”とか書いてあったらゼッタイ買ってないけどな。

イキモノの体は再生可能である。けど、失われると二度と元に戻らないパーツってかなり多い。

オレの場合は、あらかたの永久歯の一部をすでに失った。眼がピントを結ぶ力も当の昔に失った。そこに、椎間板の1つが追加されたということだろう。幸いなことに臓器は失っていない。

失ったものを嘆いていても始まらないから、しばらくは長友の本でも参考に、筋トレをぼちぼちやるしかありまへんな。