異動のサイクル。

研究所に異動してもうすぐ1年になる。異動のサイクルが5年だとして、今の仕事をできる期間の20%がすでに過ぎ去ったという計算になる。

『あといくつの仕事ができるか』というのは、去年までの職場でも研修なんかで聞いた言葉で、たとえば去年までの仕事は成果が出るスパンがとても長くて3年とかはザラ。そうすると、成果が出て、さらに成果が大きくなって拡大する…までは5年ぐらいかかるのかもしれない。

45歳ぐらいのベテランの人が『あと2〜3仕事できれば上出来だ』といっていたのを思い出す。管理職になると、自分が仕事を動かすことはできなくなるだろうからなあ。

自分の状況に話を戻すと、20%が過ぎ去ったという実感を持ちつつ、残り80%の期間に仕事をいくつ仕上げられるか、というのが重要になる。せっかく与えられた研究という仕事、しかもある程度短期間で成果が出せる“植物病理”の分野。先行き不透明な仕事だけど、環境を生かして頑張らないとな、と思う所存。

まずは怖くて手をつけてない仕事たちに手をつけないとな。