swimmer1000の遠泳練習に付き合って、SUPで伴走してました。4kmぐらいの道のりを往復する筈が、復路に就いたとたんに正面から寄せてくる波にswimmer1000のガラスのハートが粉々に砕かれてしまい、復路は結局オレがSUP漕ぐだけの漕ぎ練になってました。
ガンバ。
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さてsomの浜辺に帰って来たーと思ったら、ゴムボートに乗ってめったやたらにパドルを振り回し、ぐるぐる旋回する女子二人組に遭遇した。
漕ぎ方を教えて下さいと言われたけれど、オレだってパドル漕ぐの始めたのは今年の春だからよくわからん。少なくとも、二人がボートの舳先になる方向を見、タイミングを合わせて漕ぐしかない、ことぐらいは分かったので伝えた。
それでしばらくは頑張って漕いでるみたいなんだけど、結局は風に吹かれて沖に流されていく。心配だから戻らずに様子を見ていると、自分のボードも結構な勢いで堤防から遠ざかる。
…これは放置したら海難事故になるな…。
仕方ないので、リーシュコードの一端を女子に手渡し、SUPで曳航して岸まで戻った。女子二人組を連れ合いの男に託して、我々は沖上がり。
さて、SUP釣りするか?それとも泳ぎ釣りポイントのそばでマゴチを狙うか?とswimmer1000と相談していてふと振り返って海を見ると、
また流されている。
海を甘く見ると怖いということはあまり知られていないのかもしれない。風が吹いているから流されるかも、とか、また帰れなくなるかも、とか、考えないのだろうか。普通の都会人はそんなもんなんだろうか…?
最終的に、釣りをしていた船外機付きのボートが救出して事なきを得ていた。
傍から見てれば危なかったこの事件も、彼らには良い想い出になったことでしょう。
海上保安庁を呼んでいれば、もっと良い想い出になってただろうなぁ。