アクアスロン。

反省ばっかりが残る試合でした。

朝9時ごろに現地入り、400mから始動するswimmer1000と合流。

今日は400m、1500m、800mリレー、アクアスロンと複数のレギュレーションが設定された試合で、アクアスロンは11時半ごろから受付だったのでギリギリに現地入りしてもよかったんだけど、せっかくなので早めに行きました。

11時前、低水温状況をじかに確認しようとウォームアップ。

…確かに冷たい。

水温19℃なので確実に冷たく、小雨交じりの曇りという悪条件も重なったせいで先週のアクアスロンよりも確実に寒い。

今回のアクアスロンは非常に変則的で、150mラン、1kmスイム、1kmラン。しかもランは全てビーチラン。トランジションは基本無いので、泳いだカッコでそのまま走ることになる。

ウエットを着ると寒さは和らぐけど走るのがキツイ。

ラッシュガードなら走るときは普通だろうけど寒さがキツイ。

結構迷いましたが、ラッシュガードを選択。14時の選手招集まで車内で休みました。

14時30分、スタート。

ビーチラン150mでは他の選手がみんなダッシュするので自分も負けじとついていく。

そして海突入。

この時点で少し遅れ気味だったので、何とかスイム頑張らないと!

…と意気込んだのが恐らく良くなかった。

水温が低いこともあって、ストロークが短くなり、呼吸が浅い。

すでに遅れ気味だったことから恐怖心が心の中に持ちあがり、心拍数が上がったままになる。

いつものスイムの試合でもスタート直後にこういう状況になることは普通だけど、今日はなかなか修正できない。練習不足もたたっているな…。

何度か“やめようか”という考えが浮かんだけど、まぁもう少し先まで行ってみよう、頑張ろう、とはるか沖に浮いている第一ブイを目指し、かなり近づいてきたところで、

「沖のブイは関係ありませんよ、遠回りになりますよー!」

というライフセーバーの声が聞こえた。

いや待て、スタートのときのコース取りの説明で、沖の第一ブイを回り、第二ブイを回ります、と運営側が説明していたじゃないか。無駄に泳いだってこと?それともライフセーバーが間違っているだけ?普通に考えれば運営側が正しいよな。ていうか寒い。

…なんとか保っていた“ビーチラン楽しみだからスイム頑張ろう”という思いがプチンと切れた。

寒い海、悪いコンディションの中で切れた思いは修復のしようが無いよね。

オレは平泳ぎをやめ、立ち泳ぎしながらライフセーバーに向かって右手を振り上げた。

ジェットスキーの後ろのボディボードのグリップを掴み、腹ばいになる。

必死で泳いできた海を、ただ、引き返す。

リタイヤする人の気持ちが少しわかった気がした。

いや、リタイヤした人なんだけど。

悔しいので、重心を左右に振ったり、足で抵抗をかけたりして、ジェットスキーを楽しみながらスタート地点まで戻りました。肉体は元気だったから…。

というわけで今シーズン第二戦目のアクアスロンはスイム途中棄権という最悪の結果に終わりました。初体験です。

来週末のトライアスロンでこの失態を再度演じるわけにはいかない。トライアスロンはバイクもランもある。多少スイムで後れを取っても、バイクで少し挽回できる可能性もある。

来月のオープンウォーターでは4人リレーのアンカーになっている。こっちでも失態を演じるわけにはいかない。

あまり時間は無いけど、少しでも泳ぐ練習をしておかないと。

そして、焦って突っ込みすぎないこと。心に常に余裕を持ってスタートすることがとても大切であること。

色々と反省点と、次につなげる教訓が得られた試合でした。

アディオスmry。コンディション良い時に泳ぎにきます。

グッバイアディオスさようなら。