金曜日。

宮田和弥さんのワンマンに、金曜日の夜、相方と二人で行ってきた。相方は木金と泊まりの出張で、恵比寿にて現地集合だったんだけど、相当疲れたご様子だった。次回以降、時間的に余裕があるとき以外は、ライブは独行したほうがいいかと思った。

首都高が渋滞してたこともあって、ワンコインドリンクのハイネケンを飲み干してライブ会場のドアを開けると、まさに、宮田和弥バンドが入場してくるところだった。なんというタイミングの良さ。始まって2〜3曲までは、相方の体調を見ながら入り口付近の階段上で観てたんだけど、やがて相方に促されて、単独でホール中央へ。

ジェット機解散後、オレ自身初めてのライブ観戦だった。最初、どうなるんだろう、楽しめるだろうか、と内心不安だった。が、そんなものは杞憂だったというのが観戦後の正直な感想。

ニューアルバムを余すところ無く、またジュンスカ解散後のソロ時代の曲もちりばめ、ジェット機ジュンスカからも僅かに入れ込みんでのすばらしいセットリスト。ジェット機からファンになったから、赤いヒヨコ、Dreamin' Looserは嬉しかった。赤いヒヨコはオリジナルメンバーではないし電子音も違ったのでまぁ普通だったけど、末期リリースのMustからのDreamin' Looserには正直震えた。

MCはいつもどおり、日常の話から入って笑えるんだか笑えないんだかのトーク。それから、ソロになってからの苦悩を交えて。

最初から最後までまるまるずっぽし楽しめる、すばらしいライブだった。個人的には、ライブでのパフォーマンス(エンターテインメントとしての)はジェット機には負けてしまうという印象を持たざるを得ない。しかし、ソロでの曲のベクトル、詩が描く情景や世界観は宮田和弥さんならではではないか、と思えた。

あと、個人的に、アーチスト宮田和弥が好きだなぁと再確認できたライブだった。今後もますますのご活躍を祈念します。