実家に帰っていて、ネットにつないでニュースを見たとき。何のことはないニュースだけど、オレのアタマをガツンと殴ったニュースがあった。
忌野清志郎さんが、がんでお亡くなりになられたということです。
20歳過ぎてロックファンとなった俺にとって、忌野さんというのは、イマイチピンとこない人でありました。しかし、こんな機会に改めて動画やらを観て聴いてしていると、日本の音楽界が失ったものは相当に大きいのではないか?と思ったりしてしまうのです。
…と思うのですが。死んでしまった人はどう周りが足掻いても復活しない。ザオリクという呪文はこの世にそんざいしないわけで。とすると、残された世代のロッカーたちが表現する自分達のロックを、傍観者としては吸収するしかないわけです。そして、吸収して、可能性のある世代の人たちはそれを自己表現の形として吐き出して、さらなる次代に繋げる…という形になるわけですね。
そんな中(?)、実家に居るあいだに二枚のCDを購入しました。日本人なら、ロッカーなら、ロック愛好家なら、必携のCDだと思います。
一枚目。
- アーティスト: SPARKS GO GO,八熊慎一,土屋昌巳
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2007/04/25
- メディア: CD
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で二枚目。
- アーティスト: ニューロティカ
- 出版社/メーカー: NR RECORDS
- 発売日: 2009/04/29
- メディア: CD
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前者は成熟した大人ロッカーの、若かりしころのBEST。改めてまとめて聴くと、素晴らしいです。このバンド(SPARKS GO GO)のことを好きになること間違いなしです。後者は、結局ある意味成熟していないロッカーの、今の集大成です。楽曲の幅が(ここんちにしては)広く、長く楽しめる一枚かと思われます。
どちらにしても、40台のロッカー、バンドブームに最初のピークを迎えた両バンドの今の素晴らしい作品として、堪能できるCDです。お試しあれ。