Mが来たので、一緒にttymに行ってきた。Mはスノーケリング、オレは泳ぎ釣り。いちおうM用にも泳ぎ釣りシステムを持ってきたんだけど、リールのブレーキが全くきかず使い物にならなかったので…結局自分だけ釣りをしていた。
折れてしまったマルチフォースSV110の後継は、「探りきわきわ」「探りすれすれ」というショートロッド。きわきわが3代目、すれすれが4代目と銘打っているが、姿形がうり二つなうえ、オモリ負荷や寸法などが全く同じなのでおそらく単に名前だけ変えて発売されているんだろう。
ということで泳ぎ釣り。陸繋島北西部のエリアを執拗に責めた。
ジグヘッドは3.5gのいつもの、使ったワームは次の3種類。
手前:エコギア、キジハタグラブの“ロックフィッシュインパクトII”
中央:バークレイ、バブルスピアの“レモンイエロー”
奥:ジャッカル、イカクローの“超ケイムラクリアー”
どのワームでも魚を釣ることができたが、その特性は結構違った。
1.キジハタグラブ(二番手)
去年も一度使っていて、そのときの感触は「ダメ」だった。今年も、初めてみたところやっぱダメっぽい、という感じだった。その最大の原因はワームのテールが堅いが故の、ゆっくり沈降させたときの動きの悪さ。全体的に見切られる場面が多かった。ただ、なぜかインファイトには強いらしく、超浅場ではそれなりに強みを見せた(前回、真っ赤でやや堅めのワームを使ったら同じ状況になったことから、色が赤系で動きが単調だと、浅場で力を発揮するのかもしれない?)。
また、キャッチ後にバス持ちできないままネットインしようとして失敗したからノーカウント、ノーカウントなんだけど、20cm程度のハタ類の幼魚を引っかけたのは今回のアタックではこのワームだけだった。個体数が少ないだろうから、偶然かもしれないけど。
動きだしが悪いので、泳ぎ釣りのような細かいピッチで誘う釣りには向いていないと思う。ただそれでも、ハタ実績があるので、終盤の「カサゴはもういい」状況になったら再び日の目を見るかもしれない。
2.バブルスピア(三番手)
キジハタグラブが動かなさすぎたので、小さいワームに換装してみよう…ということで当番。初めての使用だった。ワームが小さくて付属物も少ないので、非常に動きが速く、浅いところでは岩の上を飛び跳ねるような動きになって扱いが難しかった。ただ、小さな触角があるのでワームの動きはそれなりで、魚の反応は良かった。ぴょんぴょんと跳ねさせて誘って食わせることができたので、性能としては十分。
今日最大の、25センチの大型を引きずり出すことができたのはこいつのおかげ。
変な形、派手な色、自然界に居なさそうな存在なのにも関わらず、魚が食いついてくるっていうのがルアーの不思議なところだ。次回は小型ジグヘッドでの釣りで登板してもらおう。
3.イカクロー(一番手、四番手に再登板)
今日最初に使ったワームがこのイカクローで、元々はテンヤマゴチのために買ったワームだった。成分的に強化されているらしく、悪臭ではないもののにおいがあり、触るとぬるぬる、にゅるにゅる。フックを通すのが一苦労だった。
水につけると、何か成分が溶け出たのだろうか、波紋が…。そして、水中では二本のテールが水の流れを受けて細かく波打ちたなびき、全体としてはとてもゆっくりとした動きで魚だけじゃなくてオレをも誘ってきた(死
動きのせいか、配合された臭い成分のせいか、とにかくカサゴのバイトが多かった。鼻先で見切ってくる個体もいたけど、逆に、ルアーを海中の中層に漂わせているだけで食いついてくるやつもいたりして、ルアーらしからぬエサっぽい釣れ方をしたりした。あまりにもアタックが多かったので、キジハタグラブ、バブルスピアとローテーションした後にもう一回登板してもらったけど、相変わらずよく釣れた。
最後は、18cmぐらいの小型がワームをがっつり飲み込んでしまい、フックが外れなくなってしまったので終了とした。
25センチ、20センチ少々、20センチないやつ、の3尾をキープして終了。
朝の七時前から開始して11時過ぎまで。
…
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大型と中型は刺身に、小型は煮付けにした。大きいと歩留まりがいいので刺身にする気力が沸く。
今回の収穫は、
1.ハタ類は少ないけど居る→狙い続ける
2.イカクローはエサ的に釣れる場面があった→エサ釣り、SUP釣りでも工夫して登板可能
3.朝6時に着いても陸繋島ポイントは激混み
ということでした。さて、次回は…
台風が来ます。