泳ぎ釣り第3戦目。

先週は朝の9時に陸繋島にいったらクルマがめっっさ駐まってて無理だったので、少し早めて7時に到着するように行ってみた。

結果は、ダメ。すでにコーナー先は満車になってて、一応奥の方には停められたけど遠かった。6時着、が必要なんだろうな。



それでも、今日は陸繋島と決めていたので、可能な限り奥にクルマを停めて準備。今日の狙いは巨人カサゴ、釣れたらメバル狙いとした。3.5gジグヘッドに、ガルプのパルスワーム4インチ(赤)、ゲーリーヤマモトのスーパーグラブ(ブルーグラス)。

エントリーしたのは陸繋島西の岩畳の北側のエリアで、透明度はさほど良くなく、3mぐらいなんだろうか、少し深くなると見えなくなるような状況だった。視界が悪いのなら赤いのは目立って良いんじゃないか、と想像したんだけど結果は逆で、深いところでは反応が無かったり、見切られたりした(カサゴがワームを見るが、反応しない)。これはワームを換装するしか無いか、とエントリー地点に戻る途中、浅いところで立て続けに20cm未満の魚をゲット…したけど小さかったのでリリースした。何にせよ深場で反応が無いからということで陸に上がってワームを付け替えた。

スーパーグラブは相変わらずよく動き、20センチオーバーの魚を1尾釣り上げることができた。テールがビラビラと動くのがなんとも艶めかしい。ところが、切り立った深みにいた魚を執拗に狙う課程で、なんと、取りに行くのが難しいところに根掛かりしてしまった。

なんとかならないか四苦八苦、仕掛けを一直線にして引っ張ればラインが切れて脱出できることは分かっている。でも、もしもそれでルアーが回収できたら、まっすぐ飛んでくるから危ないのではないか…。仕方が無いので竿をぐいっと曲げて力を入れたら、

メシ



水中なので音は聞こえなかった。けど、たぶんそういう音がしただろう。

判断ミスだったんだろう、オレの手持ちの中で最も多くの魚を釣り上げたであろう、マルチショットSV110(通称イエロー)が、ぐしゃりと折れた。



あきらめてラインを引っ張ると、リーダーの結び目でラインが切れた。悲しい気持ちで陸に戻った。



陸に上がって、偶然にも持ってきていたプライヤーで折れた部分から先を切断。もはや竿では無い、リールがくっついた黄色い棒。ラインを引き出し、残った2つのガイドに通す。2gのジグヘッドをナイロンラインに直に縛り付ける。フックには3センチほどにちぎったパワーイソメを慎重に取り付ける。

釣り続行、である。そして半ばあきらめのメバル狙いである。

ここからが今日の釣りの本番だった。

寒さ対策で1ミリ厚のラッシュガードを着ていたのだけど、7時半に初めて2時間後には体が冷え始めた。それでも意地で海に入る。ジグヘッドは軽くなった、パワーイソメが軽いのかどうなのか分からないけれど、沈降速度は目に見えて遅くなった。岩棚のくぼみを狙うと、カサゴが飛び出してくる。立て続けにゲットするが、20センチ無いので随時リリース。

底が見えない、ルアーも見えない場所、すでにどこに居るのかも分からない場所で、パワーイソメを鎮めるといつの間にか魚がくっついている。そんな場面もあった。非常に資源が豊富だった。見えないところで知らずのうちにパワーイソメが何者かに取られたので、再度陸に上がって装着。陸が遠いので大変だ。安いボディボードがほしい、洋上での基地にしたい…。そのまま10時半頃までパワーイソメ2匹目で釣りを継続したんだけど、ベラに引っ張られてびりびりになり、最後はでかいカサゴにワーム部分だけひったくられて試合終了。トータルで、10には届かないもののかなりの数を釣り、楽しんで、最後までキープしていた魚も25センチ無かったので全てリリースしてきた。



今日の狙いはカサゴ、次にメバル、ハタ類だったんだけど、カサゴだけで終わってしまった。結局水温にやられて寒くなってしまったこと、竿が折れたことでココロも折れてしまったことが原因だろう。メバルがあまり見えなかったのもあった。

しなりの無いただの棒でも魚が釣れることは分かったけど、面白さは半減だった。やっぱり、竿が曲がって魚の抵抗が伝わるほうがいい。

次回は、Mが来るので泳ぎ釣り。パドルの修理について連絡が無いこともあるが…。もう一度、陸繋島西側のエリア、できれば広く探ってみたい。

たのしみだー!

竿買わないと!