ここからが本当のアングーライフだ。

さて、釣りに行ってきました。

当初の計画では、
朝マヅメ:hmtでメタルジグを投げ倒す
午前中:hmtで投げ釣り
午後〜夕方:南房でコマセ投げる

という計画だったわけです。

そのために万全の準備をした。

メタルジグに何かが食いついた時のために、タモ、フィッシュクリッパーも新調した。

どこぞのHPを参考にして、カゴテンビンを自作したし、ウキやオモリを揃えた。

手持ちの竿は長さMAX2.7mで少し長さ面で不安はあったけど、なに、投げるのはあくまでも堤防だからと自分に言い聞かせてもみた。朝早いから、ビールも飲まずに就寝。



12月11日朝5時起床。日の出は6時半。6時過ぎ、少し空が白み始めたhmtに到着。堤防には4〜5人の釣り人が見えた。

…平日だとやっぱ少ない。先月swimmer1000と平日朝来た時もこんな感じだったけど。…てくてくと堤防を歩き、はしごを使って上段へ上がり、釣り座を構えた。

今日はこのために休みを取ったし、何よりビールを飲まなかった。
みなぎるやる気をロッドに添えて、

投げる!

投げる!

投げる!

投げてシャクる!

Twich!

…何の反応もない。魚がついてきている気配もない。

こらもう本格的に、回遊魚は去ってしまったんだろうなぁ…。

周りの人たちも様子は同じで、堤防に寝転がって休憩している人もいる。

ルアーをまく手元に変化があって何かひっかかった!と思って引き上げると、トリプルフックに胴体を貫かれたトウゴロウだった…。ぐっさり。

ナブラ無し、トリヤマ無し、周囲のアタリもなし。

航空写真で海の中が黒くなっているところがあって、その近くで投げ釣りできるかなぁと思ってたんだけど、実際に近くに行ってみたら堤防の幅は狭いわ、先客が3人ぐらい固まってるわで、結局断念。

朝のhmtは平和でした。

8時ごろに撤収。



家に帰ってコーヒー飲んで休憩。

午後は南房にアジ釣りの計画。風の噂で、橋の下の漁港でアジが日中でも釣れているという情報を掴んだから。…先週の話ですが…。



近所の釣具屋で南極オキアミを購入。

恥ずかしながらオキアミを買うのは初めてだったりする。orz浜でアイゴを釣った時は、すでにドロドロになった状態のアミコマセを買って使ったから。

ただ、今回はただのサビキじゃぁないんですよね。

今日は投げサビキする。そのためにはコマセ汁がビチャビチャ飛ぶような寄せ餌ではやってられないわけですよ。したがって、自前でオキアミを溶かし、配合剤を加えて適度な状態のコマセを作る必要があるのです。

クルマのダッシュボードにオキアミブロックを置き、目的地へ向かって車を走らせていると、相方からメール。

今wd漁港の前を通ったけど、今日は釣り人はいなかったよ。
海荒れているね。

不吉な情報に目を通し、ひたすら南下する。



果たして太平洋に到達すると、海はそれなりに荒れていた。

磯場ではサラシが出ていて、地磯に入っている釣り人はほとんど見かけない。

目的の漁港に辿り着いたものの、良さそうなポイントには地元のおっちゃんが居るし、潮通しの良さそうな反対側のポイントは向かい風をもろに受ける立地でそもそも釣りにならないことは明白。

次点として希望を託したnoz西に至っては、有力堤防が波をかぶっていた。

どうしよう、どうしよう…。



クルマに乗って南房を後にし、流れ着いたのはGA隊堤防。

時刻は午後1時半。風は内房にも容赦なく襲いかかってきた。

でも仕方ない。オキアミはもう溶けてしまった。

オキアミと集魚剤を2:1ぐらいの比率で混ぜる。

GA隊堤防はさすがに風の強い平日の昼間ということですいていた。ろくな魚が釣れないのかもしれない。いつもはルアーマンで混んでる最先端部に釣り座を構え、安ロッドTrend SABIKIに5号のウキ、カゴテンビン、4号のオモリをつけて、コマセを詰めて、海に投げ込んだ。

Trend SABIKIがやわらかいロッドだからだろうけど、仕掛けの重さを竿に感じながらも、どっこらせ、という感じで15〜20mぐらいは投げることができた。これはなかなかいい感じだな…。



日暮れが近づいてくると海に変化が現れ始めた。小規模なナブラがたち、遠くでは水柱が上がった。メタルジグでも届かないような遠いところでの、トリヤマ…。

何故俺はこんなところで、カゴを投げているんだろうか…?

自問しながらひたすら投げ続けた。



黙々と投げ続けた。3時間ぐらい経っただろうか。

クーラーボックスには、えらをナイフで切って血抜きした、アジ6匹。

アジはアジでも、背中が黄色いおいしいアジじゃなく、背中が緑色の普通のアジ。豆アジ過ぎて血抜きなんてしても意味無いと思いながらも、練習のためにやってみた。

風が強くなり、立ち上がると前につんのめりそうになるし、突風によってコマセバケツが海にさらわれたのを契機に、4時半に撤収。

豆アジは唐揚げにして喰いました。

…悲しい夕食でした。

次こそは本当の黄色のアジを釣りたい!