これからのものづくり?

日曜日、夕方、報道番組を見てた。日本のビジネススクール生が商品企画のアイデアを出し、それを台湾のメーカーが形にするというものだった。これからの日本のモノ作りは、日本だけで完結する必要はないんだ、こういう形が良いんだ!

という感じの方向性だった。

それってどうなの、と。確かに国内で工業製品をつくると人件費が高くなるから、安価な海外の労働力を使って製品をつくるほうが価格競争もできて有利、なのはわかる。けど、それを全面的に進めている今、日本国内の製造拠点が海外に移転したり縮小・統合されたりして、地方の雇用は失われていってるんでしょ、と。現にオレが住んでる町の雇用は、大きく失われてるよ、と。

国内の企画力を、国内で生かし、戦っていく必要もあるんじゃないかと素人考えでは思うのだけど、それはもう無理なんだろうか。可能な限り、国内の労働力を活用して、新しいカテゴリのものを作り出していくという知恵をださないといけないんじゃないかなあ。そうでないと、労働者はどんどん困窮して、格差社会が広がるよ。格差社会はわるものなんでしょ?

番組の中で、日本だとこういうアイデアを出しても、大企業は腰が重くてダメだから…という向きのシナリオがあったけど、そういうところもきちんと検証して(こういうときのためのベンチャーや中小企業じゃないの?)番組つくらないといけないんじゃないの。

無人愚痴、終わりー。