異臭。

土から疫病を検出するために、プラスチックコップに土と水を入れて混ぜて、そこにイチゴの実を浸けこんでいた。“疫病菌の果実による捕捉法”としてちゃんとある方法で、イチゴの実の表面が腐りだしたらそこから疫病菌を取り出す。それを、浸けこみ24時間後に腐敗部を採取して、残りをずっと恒温器の中に入れていたからさあ大変。

恒温器は10℃にセットしてあったけど、腐敗は進んでいた。取り出すと、何とも言えない臭気。たとえるならそうだな…汚れた下半身(死

そのイチゴを、疫病菌を殺すべくオートクレーブにかけたからより被害が広がった模様で、実験室がほんのりと汚れた下半身の匂いに…。オートクレーブを別用途で稼働させているうちに匂いは薄くなってきたけど、まだ、匂う。

安息の実験室が、ちょっと汚されました。