基本的には文句は無い。

ゲームの骨格は変わっていないし、変わった要素や追加要素(ステータスアップが食事→温泉+ドリンクになってランダム要素が薄まった、モンスターに疲労状態+疲労回復行動が加わった、秘境が弱体化、護石システムによって自由度が増した変わりに何でもあり感が強まった)も別に受け入れられるレベル。出現モンスターが大きく入れ替わったことも、旧作までに慣れているとさびしいけどしょうがないと思える。

その中で唯一、ゲーム性を損ね、旧作とは一線を画させているのが“モンスターが弱い”こと。

ゴリゴリ押して反撃を食らっても、たいしたダメージにならないのだ。これは大問題。下位から上位に上がったとき、下位まで通用したごり押し戦法では死にまくるんだろうな、と前作までの感覚から思ったんだけど、それがまったく変化しない。ちょっとダメージが増えたな程度。

ある程度の歯ごたえを求めるゲーマーにとっては、結構いたい変更点でありました。ゲームバランスの妙。