ああ、春になったら少しはましになるのだろうか。

イヤ、全ては自分のせいなんである。PCRをうまくできないのが悪いんである。実験の効率が悪いんである。調査の時にいちいち手順が二度手間なのである。

思い返せば、春は何かでイッパイイッパイだったし、夏は夏で忙しかった気がする。秋になるとそれに輪がかかり、冬は秋の積み残しを消化し続ける日々。来年こそはもう少し効率的に、労力(自分だけではなく実験補助の労力も)を分散して仕事をしたいものだ。

たとえば診断が持ち込まれたら、ある程度までは処理してもらうとか。計画的に入っている仕事は、できるだけ自分の手を動かさない、とか。

『無駄を省く』というとまず人件費が削られて、人員が減る。それが『機能の低下』を招いていることに何故気づかない。そのくせ『○○は△△に力が入ってない』とノタマウ。社会の時流だとしても、力が入れられない状況にしているのはどこの世論なのか、よく考えてもらいたい。