今日の印象に残ったお仕事。

まず第一は、紫外線を当ててたら胞子ができたことについて。

↓外観。

↓胞子。

この菌は、胞子を作らせないと何も始まらない菌だということだったので、胞子ができたことは研究が一段階進むことを意味する。やほー。次の作業は、この胞子ができたシャーレから胞子をかきとって、別のシャーレにのばして、胞子を一個だけ選んでまた別のシャーレに置いて、胞子がうまくできるか確認する…という作業。まれに、胞子を作る能力が落ちた胞子を釣り上げてしまったりするらしい。

↓イチゴの調査で見えた、炭疽病という病気の胞子。

炭疽菌、という生物兵器とはまったく別のものだけど、紛らわしい炭疽病。ってもそのインパクトは間違いは無く、炭疽病にかかったイチゴはもれなく(おそらく)枯れてしまう。恐ろしい病気なワケ。

今の研究テーマが、イチゴの炭疽&疫病とメロンのウイルス病なわけで、これから冬に向かってはイチゴ関係が忙しくなると思われます。連日残業ですね。ま、しょうがない。