そしてその終わり。

植物の根からDNAを抽出→PCR→nestedPCR→電気泳動

の繰り返しを6日間やってました。

学生時代は、サンプルを大量に処理することはあんまり無かったので(基礎研究だから当たり前、最後のデータ出しでタイムコースとったぐらいだなぁ)、DNAをとるところが力仕事で一番大変でした。要するに植物の磨砕。研究所の力自慢の実験技師さんたちの協力を得ながら、何とか205サンプルの泳動まで終わらせることができました。

ウデは確実に鈍(なま)ってる、ピペッティングも何もかも。でもそれしかスキルが無いから、やるのみ…という一週間だった気がする。

自分ひとりでやる分には、自分だけのスケジュールでキツキツに組んだりできるけど、そうすると他の仕事ができなくなるから技師さんでも組めるスケジュールで進めるしかない(それは前任者が作っていってくれたからそのまま使うだけなんだけど)。

そこらへんが、やりくり下手なオレには慣れないところだな。

これだけ苦労してひねり出したデータもなんとなくきれいでは無く、いまいち“よっしゃー!”とはならないのだけど、ま、そういうもんだろう。

ここからが本番よ!