仕事で社長さんと話していたら、これからウチラはどうしていったら良いのかという話の中で、第二次大戦の日本とアメリカの空軍の話が出た。
日本はゼロ戦を運用してたけど、名人芸が必要で、熟練したパイロットでないと、性能を引き出しきることは難しかったと。だから、兵士達の熟練度が上がりきる前に次々に撃墜されて、最終的に戦力としては今ひとつだった、と。
それに対して、アメリカは、徹底した操縦体系の簡略化を進め、錬度の低いパイロットでも十分に能力を引き出せるようにした、と。
結果、もちろん生産力の違いなどの差が影響したことはもちろんだが、日本はアメリカに負けたんだ、と。
これは仕事の上で、『技術力に優れた経営体がいることはもちろんよいのだが、技術力をカサに独行しては全体として意味が無い、もっと平準化を進めるべきなんだ』という意見を比喩的に表したことなんだけど。この話を聞きながら、
を思い浮かべたのはオレだけだったんだろうか。