1/2。

先週土曜日の地滑りとのタイマン試し斬り合戦で、新しく4つデックを作った。最近コンボやコントロールしか作ってないような気がしたから、4つのうち2つは対を成すウィニーを作ってみた。半分は知っているはずだ。このデックの1/2は。
黒ホード
2*Festering Goblin/ただれたゴブリン
2*Sarcomancy/肉占い
1マナ域を埋める重要なクリーチャー。前者は除去としても働くナイスパーツ。もちろん討ち死にするときは自軍のクリーチャーを巻き込まないように細心の注意が必要だ。後者はエンチャントであるが実質2/1のクリーチャー。相方たるCarnophageは不足のためいないが。

4*Skulking Ghost/卑屈な幽霊
ターゲットになった瞬間に死ぬ2マナ2/1フライング。デメリットつきではあるが、パンチ力は十分。

1*Erg Raiders/アーグの盗賊団
2マナ2/3でデメリットつきだがコイツも全然意に介さない。もちろん3/3がいるとお手上げだが、そのうち3/4になるんだから…。

2*Black Knight/黒騎士
2*Knight of Stromgald/ストロームガルドの騎士
おなじみ騎士団。上はデフォルトで安定した強さを誇り、下は中盤以降も十分な制圧力を見せてくれる。黒速攻の基本。

2*Foul Imp/悪臭のインプ
スィーサイドにも入ってくる速攻優秀ダメージ源。

1*Nantuko Shade/ナントゥーコの影
破格の強さを誇る“Shade”。まさに最強のシェイド。どてっぱらに一撃。

2*Priest of Gix/ギックスの僧侶
エラッタが元に戻って無限コンボの構成員として復権したかのように見えるこのカード。場に出るとBBBが出るため、速攻の加速として使用。

2*Hypotic Specter/惑乱の死霊
黒の基本であり、Aセット。

2*Phyrexian Negator/ファイレクシアの抹殺者
自殺黒の基本であり、特盛。

1*Kezzerdrix/ケザードリックス
アクセントに。

4*Dark Ritual/暗黒の儀式
かつての黒速攻を支えた最重要パーツであり、黒速攻というアーキタイプが消滅したのはこいつが落ちたからに他ならない。このデックにおいても初手からの超展開は最も目指すべきところだ。

2*Addle/頭の混乱
Duressではクリーチャーを落とせないというところから選択した手札破壊。2マナとやや重いが、色が読めれば大活躍。

2*Unerath/発掘
ほとんどのクリーチャーが3マナ以下なので、実質1マナリアニメイト。弱いわけが無い。

2*Paralyze/麻痺
地味だが実は完全除去(戦闘からの)。対象を選ばない効果は地味に強烈。

2*Smother/燻し
3マナ以下のクリーチャーを1体葬る。デカブツは消し去れないが、速攻を目指すこのデックには十分。

2*Word of Binding/束縛の言葉
フィニッシャー。よく見ると強い。かも知れない・膠着状況を打破できる数少ない黒のカードで。イラストはやっぱりRon Spencer。

4*Bad Moon/不吉の月
クリーチャーが多めでかつスィサイド構成にしていない最大の理由がこれ。数を並べて押し切りたいから。

19*Swamps/沼
18枚くらいにしたかったけど、削りすぎると事故るのでこの枚数。実はこのデックは黒マナの要求量がそんなに多くないので、無色のマナ源としてFactoryやWastelandなんかの投入もアリだったかも。

とにかく速攻、前のめり。とか言いつつ、SpecterやNantuko、Stromgald等中盤になってもそれなりに戦えるパーツも入っている。やや2マナ域のクリーチャーが多いが、そこはカード裁きで何とかしてください。