病院の対応。

今週はマイ愚息のリハビリの週だったけど、そのうち一つの予約がキャンセルされ(病院から、しばらくリハビリでの通院は取りやめ、状況が好転したら再会、という連絡があった)、専門病院でのリハビリだけになった。

 

キャンセルされた方の病院はそれなりに大きな総合病院なので、外部からの病原体持ち込みを可能な限り少なくしたいということがあるのだろう。

 

大阪では、リハビリ病院での集団感染が起こったことが報じられているので、どちらにしても人の流れがあるところは…なのだろうけど。

 

 

今回も、マイ愚息のコンディションはベストでは無く、眠たいよー、と不機嫌でリハビリを受けていた。

 

さて、上半身の力が付いてきて、うつ伏せしながらも中空の物体に手を伸ばし、つかむことができるようになっているマイ愚息。腕の力で、その場で旋回もできるようになっている。

 

・脚力が弱いので、フォローが必要。うつ伏せ姿勢で脚を曲げてやり、伸ばすキックを促す。脚の曲げ伸ばし機能を高める。

・お座りは進歩した。体が傾いても、それを打ち消そうとする動作ができている。バランスボールに乗せて体を揺らす、お座り時の視野を広げるようおもちゃの配置範囲を広げる(左右45℃)。

・胸を支えて四つん這いの姿勢を取り、腕と足を鍛える。

・股関節が硬いので、対面抱きするときに意識して脚を開いた姿勢を取らせる。

 

このほか、仰向けに寝かせても、脚を上げることができないことは、腹筋が弱いせいだということもあった。

 

当初から、下半身の発達が遅れるのではないかという懸念があったのだけど、やはり、今のところその傾向ははっきり認められると思う。また、2月下旬のリハビリの際に指摘された「右手の親指」は、確かに症状として現れていてさすがプロだと思った。感心している場合では無いけど、球体を握らせたとき、左手は親指を開いて上手に掌全体で握っていられるのだけど、右手は親指が開ききらないので、玉が掌に収まらず、指でつまむような握り方になってしまう。

 

今回のリハビリは土曜日だったので、行き交う患者さんは数えるほどだった。その中で、脚が不自由で、歩幅を狭くトコトコと歩く男の子と会った。電動車椅子を右手のレバーで扱う男の子とすれ違った。頑張れ、みんな。

 

病院の性格が性格なだけに、色々な人と会う。車椅子を両の腕で颯爽と走らせ、キュッと旋回して止まった中学生の男子は印象的だったな。

 

頑張れ、マイ愚息。

 

家の1階に、きみの部屋を作ろうとすると、家がでかくなってしまって大変なんだぞ?